日本に棲む爬虫類10選~201X年の楽しみ方と注意点とは!?

最近人気の爬虫類。ペットとして飼育してみたい! そうお考えの方も多いのではないでしょうか? このサイトでは水棲生物の飼育歴20年以上の“くろいあまがえる”が、「日本に棲む10の爬虫類を輪切りにして」ご紹介します。“トカゲ釣り・特定動物・庭の恐竜・安楽死・ナゴレプ”etc……気になった方には、おススメです。

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ニホントカゲの飼育と採集~トカゲ釣りをしたことはありますか?~

      2016/12/21

爬虫類の飼育を考えた時、庭先で捕まえられるニホントカゲは飼育候補としてすぐにあげられるかと思います。

黒地に虹色のラインが入った体が綺麗ですし、恐竜っぽい見た目も飼育欲を刺激してくれます。

 

ニホントカゲ

 

ちなみに、あなたは成体のニホントカゲを見たことはありますか?

ニホントカゲって、成体になると虹色が抜けて薄い茶色っぽくなるのですが――しばしば、オレンジ色が綺麗な個体もいるのです。(繁殖期の雄は特に綺麗)この大型に育ったオレンジ色の個体は迫力が凄いです。生き餌に食らい付く恐竜っぽさやその鱗、文章で表現するなら“艶のある格好良さ”と言うのでしょうか? 一度見たら忘れられない姿です。

 

そんな大型のニホントカゲを採集するコツですが、お勧めの方法があります。

それは魚釣りならぬ“トカゲ釣り”をすることです。小さな個体は普通に手で捕まえることもできますが、トカゲハンターである猫の手をかいくぐって成長した大型個体は、かなり警戒心が強くて簡単には捕まってくれません。また、ニホントカゲはすぐに尻尾を切るので、完璧な姿の個体を手に入れるなら、上手に捕まえないといけない難しさもあります。

 

そんな問題を解決してくれるのが、トカゲ釣り。

必要な物は2メートルくらいの木の枝とタコ糸だけです。餌はニホントカゲの口に入るサイズの小さなミミズで、ミミズの真ん中にタコ糸を結びます。(ちなみに、ミミズはニホントカゲがいるような場所の石をひっくり返したらすぐにゲットできます。せいぜい2~3匹程度いれば大丈夫なので、釣り具店などで買う必要はありません)

 

採集ポイントは、“コンクリートの擁壁にあいた水抜き穴”や“土手にあいたニホントカゲの巣穴”です。春先や秋の午前中の気温が低い時間帯には、こうした穴から身体を半分だけ出して日光浴をするニホントカゲの姿を観察することができます。

それを狙って、ミミズを頭の10センチくらい前にそっと置くのです。

 

巣穴に逃げる個体もいますが、数分でまた外に出てくることが多いので、そのまま穴の近くに餌を移動して待ちましょう。餌に食いついてくれたら、すぐに引き上げたい気持ちをぐっと我慢して、ミミズを飲み込むまで待ちます。

そして「ちょっと待ち過ぎかな?」くらいの感覚で餌を飲み込ませたら、そっと竿を立ててニホントカゲを巣穴から取り出します。乱暴にすると餌を吐きだしますし、ゆっくり過ぎても穴に潜ろうとして出てきてくれません。そこの感覚は、何度かやりとりをすることでつかめると思います。

 

こうして捕まえたニホントカゲは、愛着が湧くと思いますので、ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

 

ニホントカゲ

 

なお、ニホントカゲの飼育のポイントは、基本的にニホンカナヘビと同じです。

ニホンカナヘビの記事も参考にしてみて下さい。(ただし、ニホントカゲの成熟したオス同士はケンカをするので、単独飼育かペア飼育にする方が良いです)

 

~余談~

餌用コオロギに“金魚の色揚げ用の人工飼料”を与えておくと、それを食べたニホントカゲもオレンジ色が強くなります。個人的な感覚ですが、より格好良くなるので、飼育する際にはお勧めです。

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