日本に棲む爬虫類10選~201X年の楽しみ方と注意点とは!?

最近人気の爬虫類。ペットとして飼育してみたい! そうお考えの方も多いのではないでしょうか? このサイトでは水棲生物の飼育歴20年以上の“くろいあまがえる”が、「日本に棲む10の爬虫類を輪切りにして」ご紹介します。“トカゲ釣り・特定動物・庭の恐竜・安楽死・ナゴレプ”etc……気になった方には、おススメです。

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ニホンマムシの飼育について~マムシ酒を作るために生かしておくのは法律違反?~

      2016/12/20

爬虫類飼育をしている人なら、ニホンマムシの飼育をしてみたいと考えたことはありませんか?

ハブとかヤマカガシでもOKです。

この子達は危険なので、いわゆる動物愛護法で“特定動物”というものに指定されています。

この特定動物を飼育しようとした場合、都道府県知事(政令指定都市では市長)の許可と個体識別のためのマイクロチップの埋め込み等が必要になってきます。

飼育設備も、逃げ出さないように鍵を設置したり、飼育個体に破壊されないような強度を持っていないとダメ(当たり前ですが)だったり、大きくなっても飼いきれる設備じゃないといけなかったりするなど、それなりの制限が課せられています。

 

まむし

 

そこで、タイトルの件ですが――ずばり、どちらだと思いますか?

特定動物に指定されているニホンマムシを生かして手元に置いておくのです。

でも、マムシ酒にするのですから1週間程は絶食させてお腹の中の物を出させる期間が必要です。

その後、急いでお酒(焼酎)に漬けたとしてもビンの中で1ヶ月程生きていられるという話も聞きます。

 

結論は出ましたか?

答えは――

「“飼育ではなく捕獲なら、法律的にはOK”です。ただし、慣習というものがあり、都道府県の判断によりNGになることもありますので、詳しくは最寄りの保健所か生活衛生課(***市の場合)に相談して下さい」

――とのことでした。

 

……。

グレーゾーンって叫んじゃいけません。“飼育”ではなく“捕獲”なのです!

日本語が難しいだけです。多分、きっと、そうなのです。

藪をつついたら“規制という名前のヘビ”が出てきますので、突っ込んじゃダメです!!

 

さて、深呼吸をして気分を入れ替えてから、続きを書いていこうと思います。

現実的には、マムシ酒を作る時には、一度近くの保健所に相談してみた方が良いようです。

でも、捕獲中のニホンマムシが逃げ出して他人に迷惑をかけたらどうなるか……それを考えると、家の周辺に普通にニホンマムシがいる場合を除いて、マムシ酒には手を出さない方が良さそうです。

住宅地や街中でマムシ酒を造ろうなんて、間違ってもしちゃダメですよ?

 

マムシに注意

 

ちなみにですが、動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)の罰則ってご存知ですか?

個人で勝手にニホンマムシを飼育したり、不正な手段で飼育許可をとったり、許可が下りた飼育設備以外で特定動物を飼育したりした場合です。

少しだけだから良いだろう、1匹だけだから、どうしても飼いたいetc……その結果は、“個人の場合は6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金、法人の場合は5,000万円以下の罰金”になります。

結構、重たい罪ですよね?

数が多いなどの飼育状況によっては、執行猶予が付かずに実刑判決を受ける可能性も高いみたいです。

何よりも、新聞などで大きく報道されます。

 

最近は、爬虫類飼育が市民権を少しずつ得てきた時代とも言えますが、それでも一般の方の爬虫類飼育への視線は冷たいモノが正直多いです。

それが良いか悪いかは別として、一般の方に迷惑や恐怖を与えないのが爬虫類飼育者の義務だと、くろいあまがえるは思います。

 

むやみに他人に恐怖や誤解を与えないためにも、ニホンマムシの飼育――もとい捕獲とお酒作りは、経験者の立会のもと、自然豊かな田舎でやりましょう♪

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